2025 年度は中 1 生~高 1 生が探究学習専門の企業と連携し、活動します。聖園女学院では学年に応じた総合的な学習・探究に取り組んでいます。自ら課題を発見し、仲間とともに考え、提案や実践を通して課題解決に向けて挑戦し続けるたくましさを身につけます。自分の使命をみつけ、社会や世界と広く関わりながら活動に励んだ経験は、卒業後の生きる力を育みます。コミュニケーション研修プログラム(2024 年 中学1年生)本校のスクールポリシーでもある世界平和と国際社会に貢献できる力の育成を目的としたプログラムでは、サムレーン・アプサラ(旧「対人地雷をなくす会」)代表 岡戸良子先生に“Thinking about peace. What is peace?”をテーマとしてご講演いただきました。大部分が英語で行われた講演を生徒は一生懸命に受けとめ、考えを深めました。聖堂には一人ひとりが思い描いた「わたしの平和」のイラストが展示され、学年全員で鑑賞しました。岡戸先生は、聖園女学院の卒業生です。ご講演の最後には「イエス様がいつも導いてくださいます。どこにいても、私たちは手と手をとりあって、平和の担い手になりましょう」と後輩たちを力強く励ましてくださいました。 ~地域の隠れた“タカラ”の探し方・届け方~~「人と街」から考える居場所づくり~【身に付く力】 調べる・まとめる・表す~「回したい」を引き出すカプセルトイの商品開発~11学校の近隣地域を舞台にヒアリングなどのフィールドワークを行い、その地域ならではの魅力を発掘します。“タカラ”(場所・お店・人・歴史・文化など)を見つけたら、調査結果をグループごとにポスターや広告の形にまとめ、魅力的に発信します。真鶴で実践されている地域課題の解決法を現地で学び、「場所」がもつ役割について理解を深めます。その後は自分たちが関心をもつ地域に着目し、居場所づくりのヒントや街にあったら嬉しくなるような新しい機能を提案します。商品コンセプトと購買ターゲットを定め、思わず何度も回したくなるようなカプセルトイのアイディアをグループで具現化します。宣伝 POP デザインやキャッチコピーづくりも担当。社会実装の一環として、聖園祭でチャリティ販売します。 中 3中 2中 1各分野の講師の指導を受け、実体験を通して発見や感動を得ながら発展的な思考を高める中学では、学びの基本技能「調べる・まとめる・表す」力を高めます。引用・出典の書き方や情報の取捨選択、教科を越えた学問の繋がりなど、活動を通して得た気づきは大学進学以降の研究にも通じる基礎力となります。 聖園祭ではSDGs をテーマに、様々なボランティア団体と コラボレーション に挑戦!中学 総合的な学習の時間総合的な学習・探究の時間
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