MISONO's NEWS

校長の声

校長の声『新入生への励ましの言葉』

 新しく聖園女学院に入学した中学校一年生、保護者の皆様を心から歓迎します。今日から6年間の聖園での長い学校生活に入る皆さんに励ましの言葉を贈ります。

 新しいことに手を付ける時に、必ず色々なチャレンジがあります。予想も出来なかった難しい課題も見えてきます。

 しかし、チャレンジ・課題だと言っても、皆さんが持っている力で対応できるもの & 皆さんの成長に貢献するものがあります。

  例えば、藤沢本町からの長い坂道は、足が丈夫になります。

  聖園の新しい制服は、自分の個性を表面的な服装ではなく、自分の言葉と行いで表すものです。

  「宗教」という少し変わった教科は、自分が何を信じて生きているかを考えさせる授業です。

  お祈りで始まる毎日は、自分が何に向けて先に進んでいるのかを考える時間にしてください。

 実は、この毎日の祈りの時間は皆さんを支える力になると確信しています。かかってくるチャレンジを正しく理解し、受け容れることを手伝う静かな黙想の時間が役に立ちます。

 もう一つ、皆さんの助けとなるのは友達作りです。聖園のチャレンジに直面して困っているのはあなただけではありません。隣に座っている友達と分かち合ってみてください。

 キリスト教的な言葉に代えると、『神はあなたを必ず見守って、あなたを一人にはしない。』

 最後に、一つの課題としてJosef Reiners(聖心の布教姉妹会・南山学園の創立者・神言会司祭)の言葉を紹介します。

 「一人の存在は必ず一つの貴い使命・ミッションを持っている。」これはMission Schoolである聖園の理念と目標を表す言葉です。聖園が目指している目標は自己理解:自分の使命・ミッションを自分で見つけることです。

 それに関連して、保護者の皆様にお願いがあります。聖園の使命は学校だけでは実現できません。お嬢様が自分のミッションを見つけて成長するためには保護者の皆様と学校との協力体制が不可欠です。

 これで私の「励ましの言葉」は終わりますが、今後、学校・保護者・生徒が手を組んで、互いを励まし合うことができるように祈っています。

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