校長の声『花と実』 - 聖園だより|聖園女学院中学校・高等学校

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聖園だより

校長の声『花と実』

 旧約聖書には次の言葉がある。

「何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある。

生まれる時、死ぬ時、植える時、植えたものを抜く時」

(コヘレトの言葉3章1節~2節)

自分の限界を意識するようにと、時間の流れで生きている人に呼びかける言葉である。知ることが出来るのは時間の流れの「今」、定められた時の間にある「今」だけである。

VOX#59_2022-04-18_MisonoFuji_05179_Trimmed.jpg このコヘレトの言葉を思い出させたのは4月中旬校長室の外で咲き始めた藤の花であった。花と一緒に、昨年の秋から残っていた実も見える、春と秋が同時進行する不思議な風景であった。

 花だけを見て、どのような実になるかは分からないし、実だけを見て、どのような

花から出たのかも分からない。そして両方を同じ基準(喜ばせてもらうのは目か口か)で比較しようと思っても、必ず矛盾が出る。

 我々人間にも似たような現象がある。若い時(子供時代)と、年を取った時の写真を見ても、「同じ人か」と分からなくなることはある。入学式と卒業式の間に自分らしさを身につける生徒を見ても、同じような印象を受ける。

 やはり、一番大事なことは、時間の流れの中で、花と実とを繋ぐ「今」、毎日私達に成長することを促す「今」を生きることである。

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