2023年度クリスマス行事
12月22日、クリスマス行事を実施いたしました。
クリスマスを迎える喜びに満ちた聖園女学院の1日をお伝えいたします。
◆クリスマスミサ
学校長 カルマノ神父の司式のもと、全校生徒がミサに与りました。
講堂に中学生・高校生全員が集うことができたのは、久しぶりのことでした。
カルマノ神父はクリスマス行事のテーマ「身近なひとに愛の行いを」に触れ、「感謝」と「愛」の心をもって「身近なひと」の範囲を広げていくために、私たちには何ができるだろうかと問いかけてくださいました。
◆講話「Doing Charity by Doing Business ―Warm Hearts Coffee Clubの実践」
NPO法人せいぼ 代表 山田真人氏をお招きし、ご講演をいただきました。
山田氏は、コーヒー販売などの事業を通してマラウイの子どもたちへの給食支援を行っています。
「チャリティとビジネスの両立なんて、本当にできるのだろうか?」
山田氏も、最初は半信半疑だったそうです。聖夜にどこからともなく現れて贈りものと笑顔を届けるサンタクロースのように、「名前も知らない誰かが、自分のために何かをしてくれた」という体験が自分の原点となり、現在の活動につながっているそうです。
「たしかに貧しい国だけれども、成長の可能性に満ちている」というマラウイの現状や、多くの人や企業に支えられて実現している「コーヒー購入額が100%給食支援費になる」仕組み、自分の使命......「感謝が愛の実践となり、感謝が循環してゆく世界」を創っていくための方法や想いを、熱意を込めて語ってくださいました。
◆クリスマスの祈り・クリスマスキャロル
有志生徒(中学2年生・高校1年生・高校2年生)による朗読劇「クリスマスの祈り」と、中学1年生・中学3年生・聖歌隊による「クリスマスキャロル」の演奏を行いました。
イエスキリストのご生誕を、朗読と映像で表現しました。
「クリスマスキャロル」では、聖歌隊がハンドベルを演奏いたしました。
講堂が歌声に包まれました。
「聖なる夜」に願いを込めて......
クリスマスに寄せた、南山学園理事長メッセージを紹介いたしました。
◆ステンドグラス
講堂には、中学3年生が宗教の授業で作成したステンドグラスが飾られました。
◆チャリティコーヒー販売
終演後、生徒会総務局員がチャリティコーヒーを販売いたしました。
生徒がオリジナルラベルをデザインしたマラウイコーヒー300セットが、おかげさまで完売いたしました!ありがとうございました。