高校3年生・中学3年生 卒業ミサ
74回生(高校3年生)と77回生(中学3年生)が、卒業を祝福するミサに与りました。
司式は学校長 ミカエル・カルマノ神父です。
これまで見守ってくださった神様、そして支えてくださったすべての方への感謝を胸にミサに臨む74回生・77回生と、全校生徒が祈りを共にしました。
有志生徒が朗読・侍者を務めました。
高校3年生は、カルマノ神父様から一人ひとり祝福をいただきました。
中学3年生も祝福をいただきました。
◆カルマノ神父様のお話より◆
第一朗読で読み上げられた「今しばらくの間、いろいろな試練に悩まねばならないかもしれませんが、あなたがたの信仰は、その試練によって本物と証明されます」というみことばは、2000年前にイエス・キリストの再臨を待っていたキリスト信者に対する励ましの言葉です。
この言葉は、人生についても大事なことを教えています。いろいろな試練に遭っても諦めないで本物の自分を目指す頑張りは、必ず人に認められるのです。「高校進学後、そして高校を卒業した後にも、しばらくの間は試練に悩まねばならないかもしれませんが、みなさんが聖園女学院で身につけた学びと精神は、その試練によって本物だと証明されます」ということにもなります。みなさんは、神から頂いた恵み、そして両親、友達、先生からの支えを自分の力にして努力したからこそ、高校進学や卒業の日を迎えられることになったのです。
進学しても、卒業しても、一生涯続けて取り組むべき課題はあります。聖園生であるみなさんにとってこの課題に取り組むために、学院の教育目標と精神を語る「一人の存在は、必ず一つの貴い使命をもっている」"Find your Mission"という言葉が役に立ちます。言うまでもなく、自分にしかない使命を見つけるためには、経験したことのないことに挑戦する「チャレンジ」も大切です。みなさんがそのとき、試練を乗り越えて、本物の自分にしかない使命を果たすことができるよう祈りましょう。