昭和医科大学 包括連携協定校対象 病院見学・体験会
聖園女学院は2025年1月より、昭和医科大学と包括連携協定を締結しております。
8月5日に行われた包括連携協定校対象「病院見学・体験会」に、高校生有志が参加いたしました!
リハビリテーション室を見学し、理学療法・作業療法のお話を伺いました。
◆理学療法
肩のストレッチを行い、可動域(肩関節の動く範囲)が広がることを実感しました。
◆作業療法
利き手に大きなケガをしてしまった料理人の方のお話を伺い、生活を助けるためにどのような工夫があるかを見せていただきました。
生徒たちが利き手と逆の手に箸をもち、小豆をつまんでみることに。
お椀やお皿から移動できたのは1分間に4粒でした。
自助具を使うと、簡単につまめるようになりました!
続いて薬剤部に伺い、注射薬・内服薬を調剤する様子や麻薬金庫を見せていただきました。
昭和医科大学病院内には約2000種類の医薬品の在庫があり、患者さんに適した用法・用量であるか確認した後に取りそろえ作業を行っているそうです。
街の薬局とは違う慌ただしい様子に、生徒たちは驚いていました。
薬学部 肥田典子教授をはじめ、見学先の作業療法士・理学療法士・薬剤師のみなさまに積極的に質問をする場面も。「薬は体自身がもつ"治そうとする力"を抑えてしまってよくないのではないかと思うことがありますが、どうなんでしょうか」など、率直な疑問にもお答えいただきました。
昭和医科大学のみなさま、貴重な機会をありがとうございました!