MISONO's NEWS

校長の声

校長の声『 "For Whom the Bell Tolls" 』

 『誰がために鐘は鳴る』は1940年に出版されたアーネスト・ヘミングウェイの小説である。この小説の内容は、1930年代のスペイン内戦である。

 聖園女学院には、毎日のように、鐘が鳴っている音が聞こえるが、学校内で起こる戦いを告げる合図ではない。午前中の授業が終わって、昼休みに入る前の鐘は黙祷、「お告げの祈り」に招く。ルカによる福音書にある大天使ガブリエルと聖母マリアの対話を振り返り、神が望んでいる平和を祈る時間である。

 教室に響いている鐘の音の元は聖園女学院のすぐ近くにある、聖心の布教姉妹会藤沢修道院にある鐘である。聖園女学院で教えているシスターはもう何年も前からいなくなってしまったが、彼女達の祈りは今でも生徒と先生の力となっている、と私は信じている。

 なお、藤沢修道院に若い、元気なシスターがいれば、彼女達は学校よりも30分早く、12時に手作業で塔にある鐘を鳴らす。

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