高校3年生という「時」の意味
球技大会で五冠を達成した高校3年生。
喜びを皆で分かち合った後は、しっかりけじめをつけて、
模擬試験です。球技大会後の6月10日(火)にマーク模試に挑戦しました。
聖園最後の1年は、
聖園を「人生の思い出の拠点」とする最後の取り組みをしながら、
卒業後の「人生の新たな知の拠点」を作る努力もラストスパートの1年です。
行事などで人生の思い出の拠点をつくり、
試験などで人生の新たな知の拠点をつくります。
私たちに与えられた命は可能性のかたまりです。
一見、同時にできそうもないことでも、
計画を立て、自律と協力をもってすれば、きちんと、できるもの。
毎年、高校3年生は、それを具現化してくれています。さすが、です。
昨今、グローバル化が叫ばれ、ダイバーシティが声高に語られます。
そのような中で、
世界中の人々とともに歩んでいく基盤となるものは何か。
それは、「本物の自分」 です。
そして、「相手の視点でものを見る力」 です。
「本物の自分」に気づき、育むことが、これからの時代、最高のブランディングにつながります。
「相手の視点でものを見る力」を育むことが、これからの時代、最高のマーケティングにつながります。
行事や日常生活を通して「本物の自分」が育まれ、
試験や学習活動を通して「相手の視点でものを見る力」が育まれます。
高校3年生の1年間は、それらを育む、最後の時間。集大成の貴重な時間。
一朝一夕にはできません。だからこそ、仲間とともに、取り組むのです。
一回二回ではできません。だからこそ、先生たちの助けを得るのです。
こうして、高校3年生は、人生の「拠点」を築き上げ、将来の「基盤」を確立していくのです。
64代目の聖園生たちも、これまでの聖園の卒業生の背中に追いつき始めました。
平成26年6月11日(水)
進路指導部