MISONO's NEWS

生徒の活動

小さき花の園ボランティア 5/30

昨年度9月より鎌倉高校前にございます「社会福祉法人 聖テレジア会 小さき花の園」でボランティア活動に参加させていただいております。活動のきっかけは同所に勤務されている本校卒業生よりご紹介いただいたこと、そして、聖書のみ言葉「あなた方が これらのわたしの兄弟たち しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは わたしにしたのです」(マタイ25-40)を実践したいという生徒の熱い思いでした。

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今年度は年間計画をたて、年8回(基本的に平日の活動ですので、生徒にとっては学校がお休みの「自宅学習日」をあてています)13名ほどの生徒と引率教諭数名で参加したいと思います。今年度初めての参加は5月30日(水)。当日は創立記念日のため学校がお休みでしたので、下里教頭先生にもご引率いただきボランティア活動に参加致しました。簡単なボール遊びをしたりとみんなで笑いあうことができた貴重な時間でした。

IMG_0036.JPG施設利用者の方々は車イスでの生活です。短い時間ですが、生徒とのふれあいは「貴重な社会体験です。」と施設職員の方々から伺っております。初めて参加の生徒も元気な声で自己紹介をして今後の活動に希望を抱いた様子です。活動後、Classi にてのアンケートに回答を寄せてもらいました。一部ご紹介させていただきます。「コミュニケーションをとることは少し難しい部分もありましたが、笑顔で話しかけたり、手を振ったりすると、笑ってくれたり、手を振り返してくれたりなど表情豊かでこちらが理解をしようとすれば、心を開いてくれるのだと少しでも知る事ができたので良かったです。」「ただの高校生の私が一緒に活動をするだけで、こんなにも楽しそうに喜んでもらえたということに感動しました。ものすごい事をしに行ったわけでもなく一緒に過ごすだけで楽しんで頂けるのなら、もっともっと参加をしたいと思いましたし、中学生のうちに経験したかったと思いました。」「卒業生の方が保育士とおっしゃっていて、保育士は子供とだけ接するイメージがありましたが、こんな仕事もあるんだと学ぶことがができました。」「今回学んだことは、目を見て話すと反応してくれたり、笑ってくれたり、少し心で会話することができる事を実感しました。」などなどです。参加生徒の率直な意見です。わずかな時間で生徒はものすごいスピードで成長します。このような貴重な体験を通じて、改めて相手を思いやる気持ち、他者の目線で動くことの大切さが再確認できたようです。

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次回7月の活動日は、11日、20日、23日です。暑い中ですが、何を感じて、何を「自身の財産」とするのか、「天に宝をたくわえる」(マタイ6-20)活動を地道ですが続けていきたいと思います。

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