MISONO's NEWS

入試・イベント関連

Team Project Work 全校発表(高校生編)

聖園女学院では、進路探究の一環として中1から高2まで、
Team Project Work(TPW)というプログラムに取り組んでいます。
TPWでは無作為に設定されたチームメンバーと試行錯誤を重ね、
1年間かけてプロジェクトを成功に導きます。
TPW2.JPG
前回のブログでは中学生のプレゼンテーションの様子をお伝えしました。
今回は「高校生編」です。

◆高校1年生「グローバルリサーチ」
―地球の今をとらえる―
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SDGs(持続可能な開発目標)をひとつの軸として、世界の諸問題解決に取り組みます。
途上国での児童労働や教育格差に根ざした貧困の連鎖など、
挙げられた課題は深刻なものばかり。
解決にむけた一歩を踏み出すために、
今日からでもできる具体的活動が紹介されました。

◆高校2年生「学校フリーペーパー」
―学校を見直して自分の力に気づく―
DSC01267.JPG慣れ親しんだ学校を取材対象とした編集部を立ち上げ、
学校紹介フリーペーパーという形で表現します。
シスターや卒業生の先生方への地道な取材を続けたクラス、
ゲームと作曲という得意分野を活かして遊び心にあふれた紹介動画を創ったクラス、
週刊誌風の作品をニュース番組仕立てで宣伝したクラスなど、
個性豊かな学年を象徴するような出来映えでした。

学年があがるにつれて、決められた枠はどこまで自由に解釈できるのか、
自分たちらしい作品を創るにはどうすればいいのかを考える姿が増えていました。

発表後すぐに、iPadによる投票が行われました。
発表内容だけでなく、声の大きさや資料のわかりやすさなど、
チームとしての総合力が問われます。
優勝チームは、3月に行われる全国大会に出場します。

~ 生徒の気づきや感想より ~

「まずは各自で考えて、それを共有して、全員でより良い考えに変えていく」
その繰り返しだったと思います。

人にはそれぞれ意見があって、人数の分だけ違う意見があることに気づきました。

頼むことがまだ得意ではないけれど、頼り協力することは大切だと思いました。
それがより良いものに繋がり、そのほうが達成感を感じられると思ったからです。

役割を細かく決めすぎてしまうと誰かが休んでしまったときに
その部分だけ遅れをとってしまうことがあるので、
役割を細かくし過ぎないことも大切だと気づきました。

自分たちのテーマに沿って色々なことを調べて比較して、最終的にメンバー全員で
「世界に愛を広げるためには、互いを理解し合い、感謝し、受け取った愛を様々な形で周りの人に共有すること」
ということに気づくことができた。また、他の班の発表を聞いて、
自分たちに与えられたチャンスの有り難みや命、平和の尊さに気づかされた。





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