聖園の探究活動(高校生編)
聖園女学院では、中高一貫校の特徴を生かした総合学習・探究活動に取り組んでいます。
それぞれの学年に応じた「身につけてほしい力」を明確に示し(中学生は①~⑨、高校生は⑩⑪)、生徒と教員が共有することで、研究や発表の技術を無理なく磨いていきます。
1月19日(火)に行われた高校学年発表の様子をご紹介します。
【全体目標〈高校〉課題解決の基本技能「対話・提案・質疑応答」の力を高める】
◆高1 SDGs 5つのP
⑩質問力を高める・質問するには準備が要ることを知る
⑪他者の目を意識したプレゼンテーションを行う
SDGsの17目標を「5つのP」に分類し、各自が探究を進めました。
・People(人間)
・Prosperity(豊かさ)
・Planet(地球)
・Peace(平和)
・Partnership(パートナーシップ)
学年発表では、それぞれの「P」ごとにプレゼンテーションを実施。十分に探究を深めてきたからこそできる分かりやすい情報提示や、探究目標に関する鋭い質疑が交わされました。
探究の成果は、一冊のファイルにまとめて提出します。具体的調査に基づく研究論文執筆への第一歩です。
◆高2 SDGs 国際理解
⑫今までの探究活動の総仕上げとして取り組む
学年全体で、17の目標すべての探究に挑戦しました。
・理想論にとどまらない、具体的な問題解決策を提示すること
・プレゼンテーション(発表原稿)の一部に、英語を取り入れること
を目指した高2生。当日は各教室をZoomで繋ぎ、発表の様子を生中継しました。
先行研究データを自分たちの足で裏付けた班があったり、企業・自治体に提言できるような地域振興策を考えた班があったり。発表の様子も堂々たるもので、高校2年生の貫録が感じられました。
有志チームが、神奈川県の高1・高2生によるSDGsアクションコンテスト(SDGs Questみらい甲子園)に出場する予定です。
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