理事長メッセージ 『南山学園に関わるすべての皆様へ』 - 聖園だより|聖園女学院中学校・高等学校

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理事長メッセージ 『南山学園に関わるすべての皆様へ』

保護者と生徒の皆様へ                                                                  コロナウイルス感染拡大防止対策のために学校行事が中止や縮小される中で、2回目のクリスマスを迎える時期になりました。昨年と同様、聖園女学院の伝統行事であるクリスマスミサを三回に分けて、2学年ずつで行うことになりましたが、クリスマスの本来の意味は変わっていません ー 困難の状況の中でこの世に生まれて、人類に生きる希望を示してくださった神の子イエスの降誕を祝うことです。                                                                         この度、市瀬英昭南山学園理事長からお祝いの言葉が届きました。皆様に平和なクリスマスと年末が訪れますようにお祈りします。                                  聖園女学院高等学校・中学校学校長 ミカエル・カルマノ

理事長メッセー ジ 『南山学園に関わるすべての皆様へ』

一足早いクリスマスのお祝いを申し上げます。

それと同時に、この機会に、南山学園をつくりあげているすべての方々―各学校等で日々勉学や研究等に励む園児・児童・生徒・学生の皆さん、その保護者・保証人の皆さま、そして、近くから遠くから支えていただいている卒業生の皆さま、企業・行政の皆さま、および教職員の皆さん方―に、心よりお礼を申し上げます。この一年間、コロナ禍の中で、それぞれに困難を抱えられたと思いますが、南山学園および各設置校へのご理解を賜り、ご支援をいただき、ともに南山学園および各設置校の使命を果たすためにはたらいていただきましたことに、深く感謝いたします。

理事長クリスマスメッセージテキスト(学外) _1_2021Chairman-photo_Homepage.jpg

現在のコロナ禍に限らず、世界には、常に、様々な困難が存在しています。しかし、その困難な状況は、わたしたちが様々なつながりの中に生かされているという事実を確認し、わたしたちに他者への責任を自覚させる機会となるかもしれません。また、それは、お互いが支え合い、協力し合い、知恵を出し合う機会でもあります。こうして、究極的には、わたしたち人間も「創られた存在」である、という根本的な事実に気付くことにもなります。

フランスの外交官で、日本にも大使として滞在したことのあるポール・クローデル氏(1868-1955)はこう言っています。

「すべてこの世に存在する苦しみは、臨終の苦しみではなく、産みの苦しみである」

わたしには、とてもそのように断言する勇気はありませんが、そうであって欲しい、と心から思います。わたしたちが直面しているいろいろな困難と苦しみは、何か、新しいよいものが誕生するための「産みの苦しみ」なのだ、ということ。そして、その新しい幸せのかたちが世界に誕生するためには、わたしたち人間同士の支え合いと助け合い、まさに「わたしたちの貢献」が必要であることを心に留めたいと思います。

クリスマスは、世界がどのような困難な状況であっても、毎年祝われます。

それは、クリスマスのメッセージが、キリストは、まさに、このような苦しみと不条理に満ちた世界の真っただ中に誕生したのだ、誕生しているのだ、と私たちに告げているからではないでしょうか。そして、同時に、聖書は、 どのような暗闇の中でも、どのような不条理の中でも、決して消えない光がある、消せない光がある、と宣言してわたしたちを励ましています。

わたしたちにとって、キリストは過去の存在ではなく、現在のわたしたちを照らし行くべき道を指し示してくれる存在です。わたしたち南山学園もその光を受けながら、希望をもって教育研究活動を展開してまいります。 

1932年にヨゼフ・ライネルス神父により創立された南山学園は来年90年を迎えます。皆さまのご協力、皆さまの毎日のご苦労を通して、南山学園の光が今も引き継がれていることに、改めて感謝しながら、その感謝の中で、クリスマスを祝いたいと思います。

クリスマスおめでとうございます!

  南山学園理事長 市瀬 英昭

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