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生徒の活動

高校1年生 「愛といのち」研修

7月13日、昭和大学 助産学専攻科/保健医療学部看護学科教授 うみかぜ助産院院長の上田(菊池)邦枝先生をお招きし、高校1年生が「愛といのち」研修を行いました。

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講演の間、約7kgある「妊婦体験ジャケット」を着用し続けたり、新生児と同じ重さの「赤ちゃん人形」を抱っこしながら隣の人に手渡したり、生徒たちはさまざまな方法で命の重さを実感しました。

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〈生徒の感想より〉

●妊婦さんの体験として重りを体につけてみて、ほんの一時間ほどのことなのに、体がどっと疲れました。世界中の妊婦さんは一日中この状態でいるのかと思うと、「母は強し」という言葉を実感しました。大事な子どもがいるお腹に負担を与えるようなことをするのは、とても不安になると思います。今まで子連れの方や妊婦さんを見かけると大変そうだなと思っていましたが、それだけでなく、これからは応援したり、手伝えることはないか気にかけていったりしたいと思います。

●研修をとおして、自分が今こうして生きていることも奇跡が積み重なっているからだと感じられ、親を含め周りの人たちに感謝の気持ちがわいてきました。

●赤ちゃんの人形は重かったですが、温かくて小さくてかわいいと感じました。隣の人の番のときは「顔が少し怖いな」などと感じていましたが、その気持ちは赤ちゃんの人形を持っている間に少しずつ消えていきました。赤ちゃんを授かる喜びというのはこういうところからきているのかと感じました。これまで出産へのなんともいえない不安を感じていましたが、今は少し前向きな、明るい印象を持つことができました。

●赤ちゃんは何億分の一の確率でお母さんのお腹の中に宿り、多くの人たちの助けによって生まれてくる。そこには数えきれない愛が存在するが、中には望まない妊娠もあり、私たち十代は特に知っておかなければならないことだと思った。

●性に対してはデリケートな問題だと感じており、性教育に対して居心地の悪さを感じていました。しかし、今回の上田教授の講演を聴いて、性について男女ともに知ることで今後お互いを尊重できる社会へとつながるのではないかと思いました。また、両親がどんなに自分に愛情を注いでくれているのか改めて認識し、私からも両親に感謝や愛を伝えていきたいと思いました。

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