終業式
7月20日、終業式を行いました。
中学生・高校生に分かれて講堂に集まり、校長先生のお話を伺いました。
校長先生は聖書(マルコによる福音書)の一節を引き、次のように語りかけてくださいました。
私もみなさんに、まず「しばらく休むがよい」と言ってあげたい。
聖書にあるとおり、当時の弟子たちはみなよくわかっていた。しばらく休んでも、自分たちは必ずまた、イエスと一緒に活動を続けることになると。
終業式は「これで終わり」と宣言する式ではない。
大切な活動を続けていくために、一回立ち止まって考える時間だ。夏休みを、今までできたことと達成できなかったことを振り返るきっかけにしてほしい。学校という場も、それ以外の学びの場も、自分の成長に欠かすことができない。学校を離れているからこそ新しい学びに気づくことができる。
実は、聖園女学院の「黙想」の時間も同じことを目指している。
短い時間だが、ブレーキをかけて、止まって、自分は今何のためにがんばっているのか、と振り返るための時間だ。
今年の夏休みがみなさんにとって新しい発見の時、自分は何のために学び続けているのかと再確認できる時間になるように祈っている。
終業式のあとはホームルームを行いました。
生徒たちは前期の通知表を手渡され、これまでの学びを振り返っていました。
次に全員が登校するのは9月1日「静修の日」です。
聖園生のみなさんにとって充実した夏休みになりますように!