中学3年生 南山大学連携講座
11月1日、南山大学人文学部心理人間学科准教授 池田 満先生をお招きし、コミュニティ心理学の視点に基づいたワークショップ「体験から学ぶ "わたしとあなた" の関り」を行いました。
池田先生は、「いごこちよく、誰もが幸せに過ごせるコミュニティを作ること」をテーマに研究を続けています。今回は「名画づくり」という実習を通して、自分や相手の強みや良さに目を向けることの大切さを教えてくださいました。
クラス混合のグループに、大きな紙が配られました。
先生の指示のもと、1人ずつペンを持って描いていきます。
完成した「名画」にタイトルをつけて、みんなで鑑賞!
タイトルの由来や作成したときの様子を、学年全員に発表しました。
鑑賞後は、自分自身や他のメンバーの様子について気づいたことや感じたことをふりかえりました。
普段の生活で見つけた他者の強みやいいところを、思い切って言葉にして伝えてみることで、「伝えた自分も、伝えられた相手も嬉しくなる」のだと池田先生は教えてくださいました。
自分の心の中を言語化するのはなかなか難しいですが、お互いのいいところを伝えあいながら「いごこち」の良い空間を創っていけるといいですね。