中学1年生 コミュニケーション研修プログラム
中学1年生(79回生)が、年間を通じてコミュニケーション研修プログラムに参加しています。
4月と10月に行われた小笠原流礼法講座、プロジェクトアドベンチャーに続き、11月には2回にわたって平和文化を考える機会をいただきました。
本校のスクールポリシーでもある世界平和と国際社会に貢献できる力の育成を目的としたこのプログラムでは、サムレーン・アプサラ(旧「対人地雷をなくす会」)代表 岡戸良子先生に"Thinking about peace.What is peace?"をテーマとしてご講演いただきました。講演の大部分は英語で行われ、生徒は一生懸命に聞き入っていました。
「なぜ紛争が起こるのか」という岡戸先生の問いかけから、今回の学びがスタートしました。生徒たちは、前回のプログラムで世界で起きている戦争や紛争について学んでいます。
会場の聖堂には79回生一人ひとりが思い描いた「わたしの平和」のイラストが展示され、学年全員で鑑賞しました。大きなハート、地球、人々がつながっている様子、空や山などの豊かな自然...それぞれの「平和」が広がります。
数名の生徒が、自分が描いたイラストについて紹介する場面もありました。
続いて、2014年に17歳でノーベル平和賞を受けたマララ・ユサフザイさんのスピーチをご紹介くださいました。「教育が世界を変えられる」「いま、行動を起こすこと」というメッセージに、生徒は真剣に耳を傾けていました。
岡戸先生は、聖園女学院の卒業生です。
ご講演の最後に「聖園女学院の生徒は、イエス様がいつも導いてくださいます。どこにいても、私たちは手と手をとりあって、平和の担い手になりましょう」と後輩たちを力強く励ましてくださいました。
岡戸先生、貴重な機会をありがとうございました。