2024年度クリスマス行事
12月20日、クリスマス行事を実施いたしました。
イエス様のご降誕をお祝いする喜びに満ちた聖園女学院の1日をご覧ください。
◆クリスマスミサ
学校長 ミカエル・カルマノ神父 司式のもと、全校生徒がミサに与りました。
◆講話「チャリティで考えるクリスマス~『与える』体験とNPOの姿」
NPO法人せいぼ 代表 山田真人氏をお招きし、ご講演いただきました。
山田氏は、コーヒー・紅茶販売をはじめとする事業を通してマラウイの子どもたちへの給食支援を行っています。
「この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに支払います」と告げた善きサマリア人には、必ず同じ道を通って帰ってくるという確信があった。帰路にあっても、自分が困窮しないことを予測できた。それこそが、誰かと「共にある」ことである。
山田氏に大きな影響を与えたルカによる福音書の一節を引きながら、チャリティの意義を語ってくださいました。
山田氏は、コーヒーのチャリティ販売を行う現場で多くの人々に出会いました。
空手が得意で、「僕は声が大きいから!」と呼びかけに精を出す人、自作の藍染め製品とのコラボを提案してくれた人、チャリティに関わるそれぞれの人が「Time」「Talent」「Treasure」を持ち寄って活動することで、大きな力が生まれるといいます。
「学生のころにキリスト教に触れたみなさんは、大人になってからもクリスマスの意義や『与える』ことの喜びが、ふと香ってくることでしょう」と語る山田氏から、大きな学びをいただきました。
◆チャリティ販売(生徒会総務局)
マラウイコーヒー・紅茶、おかげさまで完売いたしました!
◆クリスマスの祈り・クリスマスキャロル
有志生徒(中学2年生・高校1年生・高校2年生)による朗読劇「クリスマスの祈り」と、中学1年生・中学3年生・高校1年生・聖歌隊による「クリスマスキャロル」演奏を行いました。
「クリスマスキャロル」では、聖歌隊がハンドベルを演奏いたしました。
講堂が歌声に包まれました。
クリスマスに寄せた、南山学園理事長メッセージで締めくくりました。
◆ステンドグラスクラフト
中学3年生が宗教の授業で作成したステンドグラスクラフトが、講堂を彩りました。
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。