2025年度 入学式
4月8日、中学校80回生・高等学校77回生 入学式が行われました。
◆中学校入学式
受験生ではなく聖園生として初めて登校した入学生を、教室で担任の先生が迎えました。1人ずつ名前を呼ばれて返事をする「入学生紹介」や、学年全員で心をひとつにする「誓いのことば」など、式典の説明を真剣なまなざしで聞いていました。
〈入学生紹介〉
担任の先生からの呼名に、しっかりと応えました。
〈入学生誓いのことば〉
「わたくしたちは、本校生徒として誇りをもち、建学の精神である校訓に従い、自覚と責任をもって校則その他の心得を、自主的に守るように努力することを誓います」
80回生の声が、講堂に力強く響きました。
〈学校長励ましのことば〉
ミカエル・カルマノ学校長は、「聖園女学院には、1人ひとりが自分の使命を見つけるための温かい環境があります。恐れずにチャレンジしてください。私たちは、みなさんを応援しています」と呼びかけてくださいました。
〈お祝いのことば〉
南山大学 ロバート・キサラ学長は「永遠回帰」の概念をご紹介されながら、円環的な時間の中で「すべてが整った理想の場」として準備される入学式は、学びの場所が良きものであることを、そこに集う全員に思い出させる役割をもつとお話しくださいました。
〈歓迎のことば〉
「天国は、一粒のからし種のようなものである。ある人がそれをとって畑にまくと、それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる」
マタイによる福音書の一節を紹介した在校生代表が、6年間で大きく成長していく入学生の学校生活が実り豊かなものになるよう、お祝いしてくれました。
◆高等学校入学式
午後には高等学校入学式が行われました。
中学校からの内部進学生・高等学校からの入学生が77回生として共に決意を述べ、高校生活をスタートいたしました。
〈歓迎のことば〉
在校生代表が、一日を生きる喜びの出発点となる「祈り」と「黙想」の大切さに改めて触れながら、入学生をお祝いしてくれました。
80回生・77回生のみなさん、ご入学おめでとうございます!