校長の声『恵みは主から』*
球技大会、聖園祭、或いは校外学習のような年間行事で気になるのは天気である。球技大会で「てれてる蛙」をかざしても必ず晴れる保証はない。その理由の1つはイエスの有名な言葉である。
「父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださる。」(マタイによる福音書5章45節)
換言すれば、神がくださる恵みの雨なので、雨女・雨男の役割はない。我々人間にできることはNHKの気象情報や、tenki.jpを参考しながら計画を立て、当日までお祈りし、そして自分が経験した晴れの日と雨の日の記録を残すことである。
記録の作業に役立つのは今年度校長室にかけてあるカレンダーである。表紙の裏には365日の天気を入力できる表がある。聖園女学院の週番記録簿にも「天気」という箇所はある。
分け隔てなく全ての人を太陽で暖め、雨で潤す神の恵みの記録にもなるかもしれない。
*聖園女学院の聖歌集41番