中学1年生 総合学習③
中学1年生が、総合学習「学校地域の隠れた"タカラ"の探し方・届け方」に取り組んでいます。
6月20日に行われたフィールドワークでは、全4コースに分かれて"タカラ"を探しました。
まずは2つのコースの様子をご覧ください!
◆これまでの活動はこちらから◆
第1回 https://www.misono.jp/news/2025/05/1-544.html
第2回 https://www.misono.jp/news/2025/06/1-545.html
梅雨入りしたにもかかわらず、毎日続く真夏のような暑さ。
フィールドワーク当日は少しだけ風も出てきて一安心でした。
◆善行Aコース(善行市民センター&駅前直売所八〇八)
正門を出発して10分ほど、市民センターに到着です。
市民センターの役割や業務内容についてご説明いただきました。
「仕事のやりがいは何ですか?」というまっすぐな質問に、ご担当者がはっとさせられる場面も。高齢化が進む「坂のまち」善行ならではのサポートについても、丁寧にお答えいただきました。
館内ツアーで一番人気だったのは、綺麗な調理室。バリアフリー対応の調理台を撮影させていただきました。
防災倉庫も特別にご案内いただきました。
「自助・共助・公助」の考え方や、企業の協賛によって防災用飲料水を備蓄していることなど教えてくださいました。
続いての訪問先に移動します。
藤沢本町から通学する生徒にとって、善行駅周辺を歩くのは新鮮な経験だったようです。
駅前直売所八〇八の店先に、おいしそうな地物野菜が並んでいました。
「ごきげんよう!」の挨拶に、空気が和みます。
「別の業種に就職してお金は手に入れたけれど、全く幸せじゃなかった」「野菜でいい循環を作りたいんです」
代表を務める中越さんが、ご自身の半生や農業への思いを熱く語ってくださいました。
◆善行Cコース(善行市民図書室・畑のキッチン)
室内をご案内いただきました。
「図書館と図書室の違いは?」「利用者の年齢層は?」など質疑が交わされます。
書架の高さや読み聞かせスペースなど各所に工夫がみられ、生徒はたくさんの気づきを得ていました。
ご夫妻で経営する地元農園のキッチンカーが人気となり、善行駅前に開店した「畑のキッチン」。聖園祭でもおなじみのお店です。
ピザ作りの様子も見せていただきました。
ご対応いただいた井上さんが思わず驚くほどの質問の数々!熱心に取材していました。
"タカラ"をたくさん見つけて、校内に戻ります!
近所とはいえ、正門が見えるとほっとしました。
クラスに戻って、"タカラ"の伝え方を学びます。
まずは1人ひとりが紹介ポスターなどの作品をiPad(keynote)で制作し、聖園祭での展示を目指します。
他の2つのコースは、6月24日のZoom講義の様子とあわせて後日お伝えいたします。お楽しみに!