高校1年生 総合探究③
高校1年生(77回生)が、総合探究の新企画「つくる人・つかう人の暮らしを豊かに」に取り組んでいます。インド産フェアトレードチョコレートの生産者と消費者をつなぐオリジナルパッケージ作りの様子をご紹介いたします!
◆これまでの活動はこちら
https://www.misono.jp/news/2025/09/1-554.html
11月11日、オリジナルパッケージ商品化に向けたプレゼンテーションを行いました。

9月にご来校いただいた株式会社イトバナシ 取締役副代表(「chocobanashi」代表) 杉川幸太氏、合同会社シェアローカル 代表社員 すみかずき氏にZoomでご登場いただき、各班が商品化に向けたストーリーや想いを語りました。
株式会社イトバナシ 代表取締役 伊達文香氏もインドからタクシー移動中に参加してくださいました。講堂に大きなクラクションの音が響く場面もあり、インドの街中の空気が伝わってきました。
各班から真摯なメッセージが伝わってくるプレゼンテーションはさすが高校生!
声の抑揚や視線にも工夫がみられ、それぞれの持ち味を活かした登壇ぶりでした。
プレゼンテーション後、講師のみなさまからご講評をいただきました。
「作り手として、どうしてもあれこれ表現したくなってしまうけれど、あえてひとつに絞った方が、実は素敵な作品ができます」とのフィードバックには思わず納得の声が。作品を提出して終わりではなく、商品が他者の手に渡ってはじめて「完成」といえるパッケージ作り。他の班に寄せられたフィードバックからも、生徒たちは積極的に学びを得ていました。

77回生によるパッケージは、商品の受け手のことまでしっかりと考えられたものばかり。講師のみなさまが検討に検討を重ねた結果、ばら組4班の作品が代表に選出されました!


商品化にはあと一歩及ばなかった2班が「デザイン賞」をいただくなど、本当に僅差だったようです。杉川講師からは「本当に驚かされたり考えさせられたりすることばかりで、楽しい時間でした」、すみ講師からは「この活動をきっかけに、デザインの道に進む人がいてくれたら嬉しいです」とご感想をいただきました。
ばら組4班デザインのフェアトレードチョコレートは、このようなイメージで完成する予定です。

講師のみなさまと協働しながら商品化を進めてまいります。12月19日のクリスマス行事にて数量限定チャリティ販売いたしますので、ぜひ本校でお手にとってご覧ください。