MISONO's NEWS

生徒の活動

Global Friends in NANZAN

聖園女学院では、南山学園内連携プログラム「Global Friends」を実施しております。

2年目となる2024年度も、南山大学・聖園女学院それぞれの校内で国際交流プログラムが行われます。3月27日に行われた「Global Friends in NANZAN」の様子をご覧ください!

聖園生は10時過ぎに南山大学に到着。ヤンセン国際寮でオリエンテーションに参加しました。

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ロバート・キサラ学長よりご挨拶を頂戴しました。

「我々が生きる時代は、多くのものが崩れ去るような時代である。我々にはその代わりとなるものを作り出す使命がある」というヤンセン神父様の精神が、南山大学に根づいていることを教えていただきました。

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南山大学に通う留学生と共に生活するヤンセン国際寮では、国境を越えて活躍するために必要な力を身につけることができます。生徒たちは興味津々で、居室や共用リビングを見学していました。

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続いて、留学生別科の授業に参加させていただきました。

小グループに分かれて自己紹介から交流スタート。中学生・高校生それぞれのプログラムに取り組みました。

〈中学生〉

ビンゴゲームで盛り上がりました!

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〈高校生〉

「私の国や、町らしさを感じられる場所」についてグループで対話しました。

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2月の「Global Friends in MISONO」で国際教養学部 北村雅則教授に教わった「やさしい日本語」を使って、積極的にコミュニケーションできました。

Global Friends in MISONOの様子はこちら

https://www.misono.jp/news/2025/02/global-friends-in-misono.html

お昼はお楽しみの学食体験!

"Sweets Magic Lab"でオムライスやキーマカレーなどをいただきました。

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午後のプログラムは、英語によるキャンパスツアーからスタートしました。

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広大なキャンパスに憧れを抱きながら楽しく散策。

「建物や施設の名前にカタカナが使われているのはなぜですか?」と英語で質問する生徒もいました。

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多文化交流ラウンジ"Stella"にて、外国人留学生と交流しました。

「The Word Chain Game(英語しりとり)」・「Word Wolf(英単語人狼ゲーム)」「Bento Contest(お弁当コンテスト)」など、Nanzan International Ambassador(NIA)の学生さんが楽しいゲームを企画・運営してくださいました。

「世界を知り、自分を広げる」をコンセプトに、異文化への興味・理解を深めるだけでなく、多様な価値観に触れることで新たな視点を見つけるきっかけとなるプログラムでした。

英語での交流にすっかりなじんできた聖園生。午前中の活気そのままにコミュニケーションを続け、盛り上がりました!

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最後に、聖園では「哲学対話」でおなじみの奥田太郎副学長より、大学での学びと進路についてお話しと励ましを頂戴しました。

哲学対話講座の様子はこちらから

https://www.misono.jp/news/2024/11/1-misono-1.html

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1日を通してたっぷりと学んだ「Global Friends in NANZAN」、異文化への興味を広げつつ、柔軟な思考と相手を意識する心を育む貴重な体験となりました。

南山大学のみなさまありがとうございました!

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生徒の感想より

・外国の人はみんなアクティブで、自分の意見を主張しながら相手に伝えるスキルが必要だという思い込みが自分の中にありました。留学生別科の授業を受けて、その考え方が変わりました。意見をうまく伝えられるか不安でしたが、周りを見わたすと、留学生のみなさんも同じく緊張なさっていました。最初は自分で壁を作っていたけれど、笑顔を意識しながら安心してコミュニケーションできました。

・留学生と日本語で話す体験を通して、英語を第一言語とする人たちにとって、私が英語を話そうとする姿はこんなふうに見えているのかなと想像しました。お互いに説明を補足しあって、「言いたいのはこの単語かな?」と聞くとほとんど合っていたので、相手に伝えようとする姿勢が大切なのだと改めて気づかされました。

・留学生の方々が一生懸命日本語を話したり漢字を読んだりする姿を見て、同じく外国語を学ぶひとりとしてとても親近感が湧き、自分もよりいっそう頑張ろうと思えました。「いかに簡潔に伝えられるか」を意識していたので途切れることなく会話が進み、聖園で「やさしい日本語」の事前授業に参加した甲斐があったと感じました。

・Bento Contestで、フランス出身者が「これは譲れない」と言ったバゲットに合わせたメニューを考えました。「日本のバゲットも悪くないけれど、フランス産が結局最高だ、君たちも海外に行ったら日本のお米が一番だと思うはずだよ」とのことでした。ニューヨーク出身の留学生も、ハンバーガーについて同じことを言っていました。出身者がそれぞれの地域の料理に誇りをもっていることと、その味を海外で完全に再現するのは難しいことを知りました。

・今回初めて南山大学に行きました。規模は大きく違いますが、聖園に少し似ている雰囲気を感じました。

・ヤンセン国際寮は、学生同士の交流の場がとても多く本当に国際的だなと感じました。言葉をたくさん使わなくてもお互いに楽しめるボードゲームや共有スペースの充実、季節のイベントなど、安心して生活できると思いました。

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