中学1年生 総合学習④
中学1年生が、総合学習「学校地域の隠れた"タカラ"の探し方・届け方」に取り組んでいます。
6月20日のフィールドワーク(後編)と、6月24日のポスター作成Zoom講義の様子をお伝えいたします!
◆これまでの活動・フィールドワーク(前編)はこちらから◆
第1回 https://www.misono.jp/news/2025/05/1-544.html
第2回 https://www.misono.jp/news/2025/06/1-545.html
フィールドワーク( 善行Aコース・善行Cコース)
https://www.misono.jp/news/2025/06/1-547.html
◆善行Bコース〈アサンテ スポーツパーク(神奈川県立スポーツセンター)・さんわーくかぐや〉
生涯スポーツ・パラスポーツ・競技スポーツなど幅広く活用されているアサンテ スポーツパークを見学しました。
競技で用いられる砲丸を手に取らせていただいたり、トラックを少しだけ試走したり、広々とした施設を楽しくご案内いただきながら学びました。
特定非営利活動法人「さんわーくかぐや」にお邪魔しました。
材料を大切に持ち寄りながら、ひとつずつ手作りされた環境を目の前にして驚きの声をあげる生徒もいました。
理事長 藤田様にご案内いただきました。
さんわーくかぐやが「福祉施設」という役割をもっていることに触れながら、
・楽しい、幸せという感情を制度で守っていくのが「福祉」だと考えていること
・"障がい"にはグラデーションがあること
・社会の仕組みが"障がい者"を作っていること
・誰もが大切にされる権利をもっていること
・あなたが自分を不幸だと思っているなら、自分が幸せになる権利が行使されていないのかもしれない。そんなときは、誰かに『助けて』と伝えてほしいこと
など、多くのメッセージと励ましをいただきました。
◆藤沢本町コース〈聖園幼稚園・藤沢子どもの家〉
副園長 田尻友子先生にご案内いただき、聖園幼稚園を訪れました。
短い時間でしたが、「仕事をしていて嬉しいと思うこと」や「やりがいを感じるひととき」など、多くの質問にお答えいただきました。
参加した生徒の中には卒園生も。イスやお手洗いなど目に映るすべてのものに「小さい!」「かわいい!」と感動しつつ取材を進めていました。
青少年施設 藤沢子どもの家(ふじっこ砦)ではパワフルな80回生の姿が!
ボルダリングを体験したり、図書コーナーに並んだ懐かしい絵本に思わず目を奪われたり、楽しいひとときを過ごせました。
6月24日、株式会社 スチームシップ もりごう氏によるZoom講義に参加しました。
学校周辺地域の"タカラ"を見つけるだけでなく、その魅力を誰かに届けるところまでが今回の探究活動です。コピーライターとして活躍中のもり氏より、制作のコツをわかりやすく伝授していただきました。
架空の洋菓子店を紹介する記事を例に、文字の種類・フォント・行間の広さを意識すること、視点を変えてみること(お店を使った人の目線になってみたり、ときにはケーキの気持ちになってみたり......)などたくさんのヒントが登場しました。
全編を通して、「やさしさ」「思いやり」「心くばり」というキーワードが登場しました。
思いもよらない人にも届いてしまう広告だからこそ、もり氏は「どんな人にも笑ってもらえるように」と意識して制作しているそうです。
「目を輝かせて生きてください!」とあたたかく励まされた生徒たちは、9月20日・21日の聖園祭に向けて"タカラ"の魅力を伝えるポスター作りに取り組んでいます。